アルゼンチン人作曲家のパブロ・ルビーノ・リンドナー氏が、6月9日(日)に東京オペラシティコンサートホールにて開催された2019年度「武満徹作曲賞」本選演奏会で第一位に輝きました。(写真右から二番目) このコンクールは東京オペラシティ文化財団が主催しています。中国のシキ・ゲン氏も第一位に選ばれ、同時受賞となりました。
ルビーノ・リンドナー氏の受賞作「Entelequias」はオーケストラの為の作品です。シキ・ゲン氏の受賞作は「地平線からのレゾナンス」です。二人には賞金100万円が授与されました。
今年の「武満徹作曲賞」の審査員はフィリップ・マヌリ氏が務めました。本選演奏会ではファイナルに選ばれた四作品が東京フィルハーモニー交響楽団(指揮 阿部加奈子) によって演奏されました。
ルビーノ・リンドナー氏は1986年アルゼンチンのブエノスアイレス州キルメス生まれ。プロのバイオリン奏者で、Orquesta Permanente del Teatro Argentinoの第二バイオリン首席奏者を務めています。
詳細 https://www.operacity.jp/concert/award/result/result2019/
写真提供 (C)Michiharu Okubo/Tokyo Opera City Cultural Foundation