アストル・ピアソラ生誕百周年を記念して、アルゼンチン外務省文化局、及びアルゼンチン国営ラジオは
ピアソラの作品に心からの祝福を送ります。
ピアソラの作品の起源には様々な音楽的ソ-スがあり、ピアソラはそこから独自に作品をかたち作っていきました。
多様性こそ、ピアソラの音楽的エキュメニズムの鍵です。
アルゼンチンの音楽家であるピアソラには、生まれたときからタンゴという言語が
刻みこまれていました。ピアソラがタンゴの伝統や、タンゴ独特の決まりごとを破っていく時にも
そこにはタンゴの痕跡がはっきりと見てとれます。
アルゼンチンタンゴの革命児として知られるピアソラですが、タンゴという音楽言語の審美的な機動性
を求め、伝統と変容の狭間を航海してきたと考える方が現実に即していると思います。
そう考えますと、ピアソラがコビアン、デカロ、トロイロ、サルガンの影響を受けたことはおそらく間違ありません。
ピアソラにとっては、無視することのできない貴重なリファレンスだったのです。
ピアソラの音楽は、タンゴの故郷アルゼンチンから始まり、やがて、全世界へと広まりました。
彼の音楽は、多様な音楽的背景を持つ世界中の音楽家によって演奏され、世界のどこででも聞かれるようになりました。
ピアソラはこうして音楽の特別な表現者となったのです。
ピアソラの生誕百周年を祝い、皆様にアルゼンチン各地の音楽家による100を超えるピアソラ作品のコンピレ-ションをお届けいたします。
私たちのお届けする音楽がアルゼンチンと世界の音楽シ-ンにおいて、これからも常に豊かなものとしてあり続けることを心から願っています。
アルゼンチン共和国外務・通商・宗務省
文化局局長
フアン・ファル-
ビデオ: https://youtube.com/playlist?list=PL5ixRLlNR4COlLSIEKzAxdk1fveAO_oJG
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