平成30年5月15日、アルゼンチン共和国大使館は、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と共催で、アルゼンチン鉱業投資セミナーを開催致しました。本セミナーは、アルゼンチンの鉱業投資環境や探査・開発の具体的案件についての情報を提供共有することを目的として開催されたものです。アルゼンチン側からは、エネルギー鉱業省のマリオ・オズバルド・カペジョ鉱物資源開発担当次官及びアラン・ベロー大使が出席し、講演致しました。この度のカペジョ次官の訪日及びセミナーの開催は、本年2月にアルゼンチン外務省及び日本国経済産業省(METI)主催によりアルゼンチンを訪問した「エネルギー・鉱業分野官民ミッション」が好評を博し、そのフォローアップとして実現したものです。
ベロー大使は冒頭、JOGMECに対しセミナー開催の謝辞を述べるとともに、アルゼンチンと日本の戦略的パートナーシップの下、アルゼンチン鉱業分野への日本からの投資が促進されるべき理由を説明致しました。続いて、カペジョ次官は、アルゼンチンの投資環境や銅、金、銀及びリチウムの鉱物資源のポテンシャルについての講演が行われました。セミナーには多くの日本企業、関係省庁及び関係団体からのご出席がありました。
また、カペジョ次官は訪日中、経済産業省、JOGMEC、国際協力銀行(JBIC)及び業界関係団体との個別面談、プレスインタビューを行いました。全ての面談が有益な場となり、今後具体化される投資プロジェクトを含むアルゼンチン鉱業セクターに対する日本企業からの高い関心が寄せられました。