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福島県川俣町のノルテ・ハポン(コスキン・エン・ハポン開催事務局)が2016年度国際交流基金「地球市民賞」 を受賞しました

「コスキン・エン・ハポン」は福島県川俣町で毎年10月の第二土日、祝日の三日間行われるフォルクロ-レの音楽祭です。このたび、長年にわたるフォルクロ-レの音楽を通じた国際交流と町おこしの活動が評価され、2016年度国際交流基金「地球市民賞」を受賞致しました。https://www.jpf.go.jp/j/about/citizen/winner/2016/chiiki16.html

 

アルゼンチンのコルドバ州コスキン市で毎年1月に行われている世界的なフォルクローレの祭典「コスキン祭り」にちなみ、1975年に地元のフォルクロ-レ愛好家が日本でも中南米の音楽祭を開催しようと始めたのが発端です。

 

2016年には第42回を数え、3日間にわたり全国から180グループの演奏家が夜通し演奏する国内最大級のフォルクローレフェスティバルへと成長しました。国内はもとより、遠くはアルゼンチン・ボリビア・ペルーからもプロのミュージシャンが参加する音楽の祭典です。

 

1999年から「日本代表審査会」を開催し、「コスキン・エン・ハポン」で選ばれた演奏者を本場アルゼンチンのコルドバ州コスキン市で開催される「コスキン祭」に日本代表として送っています。

2016年のフェスティバル開催初日は、アルゼンチン大使館から文化担当外交官が出席し、交流を深めました。川俣町内の子供からお年寄りまで約1300人が、参加者達をあたたかく歓迎し、町を練り歩くパレ-ドを皮切りにフェスティバルが始まりました。川俣町の小学校では20年前から民族楽器「ケーナ」の授業が始まり、今日ではすべての子供たちにとって必修科目となっています。その結果、この町出身の若者の多くがケ-ナを演奏するようになりました。 

(出典:国際交流基金地球市民賞の記事より抜粋 https://www.jpf.go.jp/j/about/citizen/winner/2016/chiiki16.html

Post date: 03/03/2017